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medicine-ico
【肺炎2010】 肺炎の分類 CAP(市中肺炎)、HCAP(医療ケア関連肺炎)、HAP(院内肺炎)
キーワード
:
医原病
,
院内感染
,
抗細菌剤
,
肺炎
,
プライマリーヘルスケア
,
分類
,
予後
,
市中感染
,
重症度指標
,
細菌薬剤耐性
,
人工呼吸器関連肺炎
価格:630円(税込み)
内容紹介:
近年、common diseaseである肺炎に対する初期治療の考え方が変わってきている。図1に示すようにかつて肺炎は、市中肺炎(CAP:Community-Acquired Pneumonia)と院内肺炎(HAP:Hospital-Acquired Pneumonia)の大きく2つのカテゴリーに分けられていた。しかし、2005年に改訂された米国胸部学会(ATS)と米国感染症学会(IDSA)から医療ケア関連肺炎(HCAP:Health-Care-Associated Pneumonia)、HAP、人工呼吸器関連肺炎(VAP:Ventilator-Associated Pneumonia)の合同ガイドラインが発表されてから、肺炎はCAP、HCAP、HAP/VAPの3群に分けて初期抗菌治療を考えるようになってきている。新たなカテゴリーとして最近注目を集めているのが、HCAPである。この定義に関してはさまざまな議論があるが、われわれは表1のような各肺炎カテゴリーの定義を提案している。このHCAPという概念がうまれた理由は、かつてCAPと定義されていた患者群のなかに、医療ケアとの関わりが深く、市中(病院外)にいながら緑膿菌やMRSAなどの耐性菌が多く検出され、CAPと同じ初期抗菌治療では不適切な治療に陥りやすく、かつ予後も不良である一群が存在するためである。そして、これらをHCAPとしてCAPとは切り離して治療戦略を考える必要があり、その初期抗菌薬を決定する際には耐性菌に留意して欲しいという狙いがある。本章では、図1、表1に示した分類が必要である根拠と重要性を、国内データを示しながら、それぞれの肺炎カテゴリーにおける治療の考え方について述べていく。
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